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でも、ホテルに入った頃にはもう
俺の頭は目の前のαだけしか
考えられていなかった
「ほしい…っヒョンっ」
A「落ち着いてユンギくん…」
「やぁっ、ヒョンっ」
離れないでと言わんばかりに
Aさんの首に腕を回す
あの時みたいに
俺を落ち着かせてよ
ヒョンが欲しいんだよ
って、考えるよりも先に
思ってしまうから止められない
A「ユンギくん…」
「ヒョンっ」
A「はぁ…だめだ…」
「…っ、ほしいっ」
A「分かったよ…
大丈夫だから、落ち着いて」
そう言って優しくキスされれば
涙が出てきて安心感がとめどなく溢れる
あの時のまま
変わらず優しいAさん
行為も何もかも優しいままだ
A「脱がすよ…」
控えめに服を脱がせていくAさんに
もっと早くと言わんばかりにキスをする
「っ、〜っ」
肌をなぞられるだけで
腰が上がってその先を求めてしまう
A「ちゅっ、」
首から下へ
優しくキスを落としていくAさんは
俺の頭を撫でて
ゆっくりと俺のに触れ出す
「んっぁっっ、やぁっ」
A「ごめん…ごめんね」
謝りながら行為を続けるAさん
俺のせいでこうなってるのに
なんでAさんが謝るんだ
.
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月13日 0時
