〝運命〟ということ【YG】 (ページ39)

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JM「いやぁ、なんか
二人だけの空気みたいなのあるなぁ〜と思って」

「あぁ…」

二人だけの空気か…

まぁ、あの一年前の出来事は

俺とAさんしか知るわけもないし

そんな二人だけの秘密を抱えているんだから

勝手に出てしまうものも

あるかもしれないよな

「別に、恋とかする気ないし
どうも思ってねぇよ」

JM「そうですか…？」

「でもなんでそんなこと聞くんだ？」

JM「ジョングガが、Aヒョンがユンギヒョンと話してる時
何か優しい顔してるってナムジュニヒョンが呟いたのを聞いたって」

「え…」

JM「ナムジュニヒョン、幼馴染だから
Aヒョンの事大体は知ってるけど
Aヒョンとユンギヒョンには何かある気がするって」

「それを聞けないかって
ジョングクくんに頼まれたのか」

JM「…えへへ、ナムジュニヒョンが
聞いてみてって、盗み聞きした代わりにって」

「はっ」

JM「ふふ
馬鹿ですよね〜ジョングガ」

「まあな笑」

JM「そこが可愛くて好きなんですけどね」

「そうか」

JM「って、僕のことは良いんですって！
何かないんですか？」

「そんなに気になるか」

JM「まぁ、僕はジョングガ達の気になってる二人の関係よりかは
ヒョンの気持ちが気になります」

「…」

JM「だってヒョン
どんな相手でも、αを嫌ってたよね」

「…、あぁ」

JM「ジニヒョンみたいにαでも良い人はいるから、嫌うことは無かったとしても
最初は警戒もしてた」

「そうだな」

JM「でもユンギヒョン
Aさんには最初から、警戒してなかった」

「…」

確かに…

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