〝運命〟ということ【YG】 (ページ28)

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TH｢ひょんは〜ぼくのことすきい？｣

A｢はいはい好きだよ｣

TH｢いひひ｣

NM｢相当酔ってるな……笑｣

Aさんは、こういう甘えたな子が

好きなのだろうか

なんて

俺も酔ってるのかな

好きとか、嫌いとか

恋とか、愛とか

俺には難しい難問だ

生きていくだけで精一杯で

そんなこと考えてられないから

NM｢テヒョンア〜ほら、帰るぞ〜｣

A｢またね、テヒョンア
今度はうちにおいで｣

TH｢うん！｣

嬉しそうに手を振って出ていったテヒョンくんと

エクボを作って出ていったナムジュンくん

そして残った俺ら

A｢ふぅ、あ、そうだ
ユンギくんって音楽凄い好きなんだね｣

｢え、あ、はい｣

A｢きっかけとかあるの？
音楽を好きになった｣

音楽がどれだけ好きかは伝えたけど

きっかけは、話せなかった

でも、酔っていたからか

Aさんの前だからか

俺は、口を開いていた

｢現実を、忘れられるからです……｣

A｢え？｣

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