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「今日はもうこれで終わりだから
ジミナ達も帰っていいぞ」
〈まじすか！やった〉
JM「やったぁ〜
ジョングガに会いに行こぉ〜」
「彼、忙しいんじゃないの」
JM「今日オフらしいんです！
だから家行ってきます！」
「は、ラブラブなこった」
JM「んへへ」
ジミナには二個下の恋人がいる
まだ番にはなってないらしいが
ジョングクくんはアイドルで
俺も滅茶苦茶曲を聴く
αらしいスターぶりだと世間では言われているが
自分自身全く気にしていないし
自分がαである事も
ジミナに反応するまで気が付かなかったらしい
アホなのかいい性格してるのかは五分五分だ
でもそんなボケっとしたところが
俺にとっては関わりやすいというか
まあ、スターすぎて
会ったこともないし
会うのは烏滸がましいくらいには
彼は高い場所にいるが
世間は狭いなとジミナを見ると思った
〈お疲れ様でーす〉
A「お疲れ様
君らも直帰でいいよ
後で議事録送って」
〈はぁーい
よーっし帰って飲み明かすぞ！〉
A「ふはっ、相変わらずお酒好きだね」
と楽しそうに会話するAさん達は
もう帰りそうだけど
俺はどうしてもAさんに話したいことがあった
俺がふと目で追っていると
パチッと目が合って、優しい笑顔を向けられる
A「先帰ってて
俺少しまとめてから行くから」
〈はーい
お疲れ様でーす〉
ほぼ全員が出て行って
会議室に残るのは俺と彼のみ
A「よし、それではお疲れ様でした」
と、何も無かったように帰ろうとするから
俺は慌てて止めた
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月13日 0時
