再会の果てに生まれたもの【YG】3【番外編】【By Request】 (ページ7)

今日:16 hit、昨日:32 hit、合計:50,507 hit

. ページ7

.

「ヒョン最近様子変
何があったの、言って
もう誤魔化されないよ」

A「おっ、はぁ、、だよね
やっぱバレてたか」

「バレてないと思った？」

A「ふふ、ごめんごめん
あんま心配かけたくなかったし
気のせいにしたかったしさ」

「…何があったの」

A「実はね、ステージの度に
凄い視線を感じるようになったんだ」

「視線…？」

A「うん、じーっと見られてる感じ
監視というか、なんて言うんだろうね
何にせよ凄い嫌な視線だよ
ゾッとする感じ」

「……」

A「もしかして幽霊でもついてるのかな」

「冗談言ってる場合？」

A「ふふ、そうだね
冗談言ってる場合じゃないくらいには
ちょっと嫌な気分かな」

凄くオブラートに包んで話してるけど

ヒョンの様子を見てればわかる

本当に最近は、ずっとどこかを気にしてるし

俯いたり考えたりすることが多くなってるし

ヒョンは気づいてないだろうけど

ヒョンって辛い時かイライラしてるとき

後頭部をガシガシする癖あるの

それを最近よく見かけるから

相当ストレスを感じてるんだと思う

A「まあなんなのか分からないけど
カムバが終われば無くなるのかな？」

「そうなればいいけど…
あと3ステージでカムバも終わりだし
ゆっくり出来ると思うけど…」

A「またコラボする事になったら
またこの視線を感じることになる気がするよね」

「うん…
犯人は知っておきたいかな
もし、いるならだけど」

A「対処したいけど何せ視線を感じてもそこに大体人はいないからさ」

「そうなんだ…」

俺も心配だし

これからステージやる時は

できるだけ傍にいよう…

.