再会の果てに生まれたもの【YG】3【番外編】【By Request】

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「これ……今のあいつらみたいに
ARMYももらえたら喜ぶと思うんだ…

だから、ARMYにも何か出来ないかなって…」



9人お揃いのピアスの時も


みんな欲しいって言ってたし……




A「……」




ヒョンは眉を上げて少し経つと


また優しく笑って頷く



JN「いいじゃんそれ！」


JK「ナイスアイデアです！」



A「うん、すごくいいと思うよ


んーーー、そうだなぁ
このままだと大量生産は難しいから

少しリメイクしてARMYの方々にも買えるように作ってみようか」


SH「さんせ〜
暇だしやろうぜ
笑顔になれる人がいるほどいいだろ」


HS「その通り！」




それから事は早く進んだ



PDとも話し合った結果


期間限定でARMYが購入出来るようになることが決まり

Moonlight社はその準備にとりかかることになった



ヒョンはそれから楽しそうにまたデザインや仕事をし始めて


少しほっとかれたけど


楽しそうなヒョンをみたらこっちまで嬉しくなって


コーヒーを差し入れたりすると

いきなりキスをされたこともあったから



寂しいと感じることは無かった




それから数週間してコンテンツが公開されると


瞬く間にARMYからの問い合わせが多数届き



早速期間限定で購入できる事と


日時や金額などがHPに掲載され


販売が開始される事になった




PD《凄い数売れてるよユンギヤ
ナイスアイデアだね
流石ARMY思い》


MG《問い合わせすごすぎて死にそうなんだけど、ユンギのせいだよこれ》



販売が開始されてから数日



スマホにはPDやマネヒョン

そして購入して喜ぶARMYの通知が多々届く



A「何見てるの？」


「ん？これ」



俺の座るソファにボスっと座ったヒョンは


俺のスマホを見て微笑む



A「みんな喜んでくれて良かったね」


「ヒョンのおかげだよ
ありがとう」


A「ううん、そんなユンギの嬉しそうな笑顔見れて嬉しいし、力になれて良かった」


「ヒョン……」


A「みんなユンギが幸せそうで、俺まで幸せだよ」



「…」




綻ぶ笑顔を俺に向けるヒョンに


咄嗟に抱きついた




そんな俺を、優しく抱き締め返してくれるヒョン




「俺の気持ちを汲んでくれて
ありがとう」


A「こちらこそ
楽しい仕事が出来て嬉しかった
ありがとう、ユンギ」




頬を包まれて、ヒョンと目が合う



近づいてきたヒョンの唇に


ゆっくり唇を合わせた





END







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