検索窓
今日:35 hit、昨日:32 hit、合計:50,526 hit

. ページ12

.





ユンギside





「ヒョン遅いな…」





ヒョンがお酒に飲まれることは無かったし


体が熱くなるなんて


火照ってても



その場に留まって



みんなの話を聞いていることが多いのに




一人で外に出ていくことなんてあるのか?




そう思って


ゆっくりと考え直した時




俺はあることに気がついた





「馬鹿か俺はっ」



慌てて個室を出て


外に出た





体が熱い


視線を感じる


ヒョンの変な様子






これが集まれば自ずと答えは出てきた



嫌だ、、


ヒョンが他の人を抱くのも

体を重ねるのも




絶対に嫌だ




そう思いながら


慌てて辺りを走って探した




こんな時頭は冷静でいてくれなくて


ヒョンが店の裏に居ることに気がついたのは

結構走ったあとだった




店の裏に走って向かうと





「ヒョンっっ」





壁に寄りかかって


下を向くヒョンと






「ヌナ…?」






俺らをずっと担当してくれていたヌナがいた



Aヒョンに向かって


不気味な笑みで近づくヌナを



慌てて押してヒョンの前に立った




「何してんの、ヌナ」


〈あーあ…
来ちゃったか〉


「何してんのかって、聞いてんだけど」


〈そんなの、彼に抱いてもらう為にここにいるに決まってるんだけど〉


「っ」


〈でももうダメそうね
はぁーあ、好きだったのに〉


「なんで、ヒョンを…」


〈人のものを取るのが好きなのよ
それだけじゃないけど
Aさんは私にとって、とても大きな存在になったからね〉


「それでも、ヒョンは俺の…」


〈でも実際、Aさんは私に触れたわよ
ほら、痕だってついてる〉


「へ…?」



そう言って見せられたのは


胸の近くにある痕




あれ、ヒョンが…?




俺には付けないのに…


ヌナには付けたの……?





不安と恐怖で頭がいっぱいになりそうだった時



そんな時




後ろにいたヒョンが


ずんずんとヌナの方へ歩いていく




「ヒョンっ」




ダメだよ


嫌だよ



ヌナに触れないで




俺の、俺にっ…







A「ふざけんなよ…?」







.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
390人がお気に入り
設定タグ:YG , ユンギ , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

jimizuko(プロフ) - お疲れ様でした! 私も大好きです!!ありがとうございましたm(_ _)m (7月1日 3時) (レス) @page47 id: 8b8623c330 (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 笑顔の貴公子さん» こちらこそありがとうございます!m(_ _)m (6月24日 10時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
笑顔の貴公子(プロフ) - 私も大好きですありがとうございますううううう (6月24日 6時) (レス) @page47 id: bf98491e7e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:BINA | 作成日時:2023年6月19日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。