出来損ないのダイヤモンドマンネ【JK】2

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ユンギside





俺は綺麗になった部屋のソファにボスっと
腰を下ろしながらAの出ていったドアを見る


あいつ、このまま戻ってこねぇとかないよな…




JK｢やっぱりついて行きますっ｣


HS｢だめだよっ、Aの時間を大切にしてあげな｣



ジョングガもそう思っていたのかついて行こうとしたが、ホソガが優しく諭した



にしても、あれがAの本音で

Aの本当の性格なんだな


友達と話しているAは別人に見えた



ちゃんと笑えんだ


ちゃんと話せんだ



ちゃんと…




って、思っている以上にAを凝視していたらしく

Aは俺と目が合うと体が固まってた


ま、Aにとって俺は多分
一番苦手意識のあるヒョンだろうから


ショックではあるけど自負してる




Aは出ていってから3時間ほどで帰ってきた



グガが直ぐに玄関へ向かう



A｢わっ、びっくりした｣


Aの上擦った声が聞こえる



A｢ちょ、俺別に逃げないよ｣


JK｢…｣


A｢せめて、手だけにして｣



と、口論してたみたいだが

2人は手を繋いでリビングに入ってきた



JN｢おかえり｣


A｢ただいま戻りました｣


JM｢お酒飲まなかったの？｣


A｢かなり飲みましたけど、顔に出ないタイプで
あとそもそも強いです｣


HS｢そーなんだ｣


A｢はい｣



グガはAを見つめたまま手を離さずにいる



｢A、座って話そう｣


A｢はい｣




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