出来損ないのダイヤモンドマンネ【JK】2

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それから3日して俺らの歌詞が完成した



YG「うん、いいじゃん
お前らの気持ちが充分出てる
お前らこんなこと思ってたのな」


口の端を上げて笑うヒョン



YG「マンネズの本音と本音か
やっと隣に並んだな」




ユンギヒョンは本当に俺らの間を理解してるんだな



お互いがお互いを気にして

前に出たり出なかったりで



隣を歩いてこなかった俺らの距離感を




YG「じゃあ早速レコして」



そう言われ、三人で試行錯誤しながらレコーディングを行った




「ふぅ」


YG「完璧」


「あざす」



二人のレコが終わり

最終確認に入る



JK「〜♪」


流れてくる音に合わせて歌うグガ


うん、いい感じに音も声も入ってる




YG「ど？」


「文句ないです」


JK「俺も」


YG「よし、じゃあ完成な」


「ありがとうございました、ヒョン」


JK「ありがとうございました」


YG「ん、俺もこれ聞けてよかった」



そう笑うヒョンに頭を下げて

作業室を出る



ユンギヒョンにコーヒー作ろ



JK「ねぇ、A」


「ん？」



キッチンに向かう中でグガが俺の裾を引く



JK「each otherなんだけどさ」


「うん」


JK「ダンス、作って
二人で踊りたい」


「……」





まさかその提案をされると思わなかった


でも、ありだな

俺はみんなに、出来るだけ多くの人に
この気持ちを自分で伝えたかったから



「やろう」


JK「！うん！」


くしゃっと笑ったグガに

何だか照れくさくなって



俺はそっぽを向いて

キッチンへ向かった





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