87 ページ37
.
Aとジニヒョンが作ったご飯を食べて
お風呂に入って
いい具合に眠くなってきた頃
A｢こっちで寝る？｣
｢う、うん｣
部屋に入ると台本を読んでたAが
俺のことを見て言う
A｢入れよ、俺ももう寝るし｣
そう言って捲ってくれた毛布の中に入る
隙間の空いたままAは電気を消す
｢A、手、繋いでいい？｣
A｢ん｣
Aは手探りで俺の手を探してきゅっと握った
それで心臓が落ち着いて
でも変な胸の高鳴りが始まる
きゅっと握り返すと
Aが口を開いた
A｢何に不安を抱いてるのか
俺にはイマイチ分からないけど
まあ俺が言えることは、俺はもう逃げないし
お前の隣にいるし、BTSとして死ぬまで活動していく覚悟はあるってことかな｣
｢うん…っ｣
A｢だから、心配すんな
俺はずっとお前と、ヒョンドゥルと一緒｣
｢うんっ｣
繋いでいた左手を引かれて
目の前にAの顔
暗がりに目が慣れたからか、良く見えて
心臓がまたドクッと音を立てる
A｢泣くなよ｣
やっぱ泣いてると思ったわ
なんて言いながら俺の涙を左手で拭うA
その瞬間何かが心の中に生まれて
Aにゆっくりと抱きついた
Aは優しく頭や背中を撫でてくれて
いつの間にか夢の中にいた
次の日起きたらAは居なかった
Aは早起きだもんな
｢あれ…｣
汗かいてない
息も荒くない
全く辛くない
大丈夫だ…
A｢あれ、今日も起きてる｣
不思議そうに入ってくるA
A｢大丈夫？｣
｢うん｣
A｢ならよかった、飯｣
そう言ってまた俺の手を引くAに
後ろから何となく抱きついて
そのまま二人でリビングに向かった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1040人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BINA(プロフ) - omiu8899さん» (*´艸`*) (2022年12月8日 7時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
omiu8899(プロフ) - グ、ガ、か、わ、い、い、😭💜早くくっつけぇー😆💜 (2022年12月8日 6時) (レス) id: 8cab90b17e (このIDを非表示/違反報告)
紫ペンギン(プロフ) - BINAさん» こちらこそです~!!コメントのお返事頂けることがどれだけ嬉しいか…(( (2022年12月5日 15時) (レス) id: 29e56299a8 (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 紫ペンギンさん» まじで偉大です…！！コメント待ってます！ありがとうございます(*´˘`*) (2022年12月5日 14時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
紫ペンギン(プロフ) - BINAさん» コメントの力偉大ですよね…!!コメント頂けた事で力になるというか…!そんな感じの…!!いっぱいコメントしますね!! (2022年12月5日 0時) (レス) id: 29e56299a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BINA
| 作成日時：2022年11月27日 23時
