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JMside
みんなに励まされて、心の底で燻ってた思いが少しだけ晴れた気がした
ずっと不安に思ってたことが少しだけ…
Aの大丈夫って笑顔とか
ヒョンドゥルやテヒョナ、ジョングク君からの応援も本当に嬉しかった
A「ジミナ、今日は残る？」
「え？」
Aの問いかけに戸惑う
足怪我してるのに、ダンスできないのに？
A「イメトレとか、目で見ても出来ることは沢山あるよ、わざわざダンスから離れる必要なんてないでしょ」
そう言って笑ったAはすごく心強かった
「そうだね…うん」
A「ジミナなら大丈夫
本番はダンスに支障出ない程度でガチガチにテーピングしてあげる」
バスケ部の底力をおもいしれ！って得意げに笑うんだ
そんなAが愛おしくて
バックの中を整理するAを後ろから抱きしめた
肩に顔を埋めてぎゅっとするだけで凄く心が満たされる
「誰もいないから、少しだけ」
そういうと、Aは肩に乗る頭を撫でてくれた
A「ジミナなら大丈夫だよ
絶対上手くやれる、私だって戻ってこれたでしょ」
それもジミナのおかげだから
今度は私ってAは言う
Aは高校一年生の頃、バスケの試合で膝を大怪我して、一時期バスケができなくなった
そんなAをただただ抱きしめたのを覚えてる
Aはその話を黒歴史って言って思い出したくないからあまり言わないけど
僕を元気付けるためにこうやって言ってくれている
Aはちゃんとバスケに戻って
今もなお輝いてる
僕だって、輝きたい
ホソギヒョン達と選抜メンバーに選ばれたい
「頑張る」
A「うん」
Aと笑い合って部活へ向かった
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作者名：ビナ
| 作成日時：2021年10月5日 3時
