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A side
なんか、ジミナのスキンシップが多くなった
そりゃそうやんって言われればそうかもしれないけどさ
私も私で開き直って、リミッター外れたから
ジミナに凄く素直になってしまっていて恥ずかしい
気づいた時には、すごい恥ずかしいこと言ってるし…
でもジミナが嬉しそうだから
まあ、ありかも、なんて
あれから数日
私はジミナの足に注意して過ごした
ジミナもいつも通りで、練習という名のイメトレや観察を頑張ってるみたい
ホソク先輩がそう報告してくれた
JM｢A｣
｢ん？｣
帰り道、いつも通る近道
ほぼ真っ暗で住宅の疎らな光が頼りな場所
そこでジミナは私を抱きしめる
ジミナは今、沢山我慢してる
だからこうやって甘えてくる
JM｢もう明後日だよ…｣
｢大丈夫、ジミナならやれる｣
背中を一定のリズムで撫でる
JM｢うん…｣
離れるとジミナは私の頬を右手で包む
親指で唇を探してなぞって
ゆっくりとキスをする
触れるだけのゆっくりとしたキス
自分を落ち着けるようにゆっくりと
でもジミナ
私だってジミナのおかげで元気が出るんだ
自分だけだと思わないで欲しい
｢ありがと、ジミナ｣
JM｢へ？何が？｣
｢ジミナがいると落ち着く
ジミナが抱きしめてくれると元気になるんだよ
自分だけだと思わないで｣
JM｢ふふ、うん
A、最近甘すぎてついていけないよ〜｣
｢あ、早く帰ろう｣
自分また素直に…恥ずかしい……
手を繋いだジミナはまたゆっくりと歩き始める
本当にここが暗くてよかった
暗くなかったら顔が真っ赤なのバレバレだもん
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作者名：ビナ
| 作成日時：2021年10月5日 3時
