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TH「あのさぁ、俺が出ていかなかったらジミナどーしてた？」
「…え」
TH「また付き合ってたよね？馬鹿？
もぉ、好きな子のためにも心を鬼にしなきゃダメだよ？苦しむのはジミナなんだからさ」
「うん…ありがとうテヒョナ」
TH「良いって、これで足枷も無いでしょ？
さっさとAに告りなさい」
「ええ」
TH「男に二言はないの！」
「うん」
そうだ、本当は先週告白するつもりだったんだし
玉砕してもいいからAに伝えたい
そう意気込んで部活をしていた
Aと元の関係に戻れるかは分からないけど
でも気持ちは楽だったのに
「っ！？」
急に足に激痛が走った
慌てて抑える
HS「ジミナ！！？」
ホソギヒョンが慌てて近づいてきて
僕を支えてくれた
「足が…」
HS「とりあえず保健室行こう」
保健室に行って見てもらうと
病院に行くように言われて病院へ行った
診断結果は疲労骨折で
足首を使いすぎたらしい
Aと話せない分、その日々が辛くて
ずっと踊って気を紛らわせてて
オンマにも心配かけてたけど
そんなの気にできないくらいまいってた
寝ずに夜遅くまで踊って
帰ってご飯も食べずに寝て
体を使いすぎたんだろう
疲労骨折なんて…
一週間絶対安静…
それからは病院に通いつつ決めると
選抜テストは一週間後なのに…
魂が抜けたようにタクシーで家まで帰って
ベッドに入った
食欲も湧かない眠くもない
ただ、Aに会いたい
でも、Aは来てくれない
彼女がまだいると思ってるし
Aにはジョングク君がいる
心も体もボロボロで
おかしくなってしまいそうだった
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作者名：ビナ
| 作成日時：2021年10月5日 3時
