ねぇ、正直どうなの【JN】

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テヒョンアを迎えに行って、宿舎に戻ると

ジナが夜飯を作ってたから手伝った



JN「Aそれ取って」


「ん」


JN「ん、A笑」


「なに？」


JN「ソース付いてる笑」


「え、どこ」


JN「ここだよ、ふふ、どうやってつけたのさ笑」



そういって俺の鼻をなぞり、ペロッと舐める



「ふ、分かんない」


JN「ぱぼだな〜」


「うっせーよ」



二人で笑いながら飯を作って

出来上がる頃にはみんな帰ってきていた



飯食ってみんながそれぞれの部屋へ



俺も一旦部屋に戻り、小説を持って

リビングから繋がるベランダに出る


今は冬だけど、着込んでるからそんなに寒くはない


それに寒さには強い方だ



だからよく、ジミナとかが俺で暖を取りに来るんだよな



小説は日本のもの


小説は自分の世界に入り込めるから好きだ



ぼーっとできる



少し経つと体が冷えてきた

でもまだぼーっとしてたい


それにこの体を刺すような寒さが

俺は何故か好きなんだ



小説を置いて、ベランダの手すりにもたれ掛かる






「んー」




風が冷たい




JN「冷えるよ、A」


風に吹かれて寝てしまいそうになった時

後ろから聞こえた声



「着込んでるから大丈夫」


JN「それでもずっと外にいると冷えるでしょ」


腕を引かれて中に入る



「はくしゅっ」


JN「ほら〜」


お節介ていうか、優しいよなホント



なぁ、俺がお前のこと好きなの


ちゃんと分かってる？





ジナ




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