ねぇ、正直どうなの【JN】

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少し電話をかけようと思って



俺の部屋はグガと兼用だからうるさくしたくないし




「お疲れ様です」


SA「お疲れ様〜
授賞おめでと！」


「ありがとうございます」


SA「私出てきた時びっくりした？」


「まぁ少し」


SA「ふふ
というか、あなたの予想は的中してたわね」


「え？」


SA「彼のプロポーズのこと
我慢の限界がどうだ、ドラマが始まったらどうだって言ってたじゃない」


「あー」



スアヌナの話だと、ドラマでの俺とヌナのラブラブ加減と、子供との家庭的なシーン


そして熱愛報道



それによって彼の限界が来たんだとか



SA「私たちのキューピットね
流石私の天使」


「ふはっ、ヌナ、結婚式いつですか」


SA「んー、今考え中
あ、てかさ」


「はい？」


SA「ネットで少し話題になっちゃってたわよ」


「何がですか？」


SA「私とAがこしょこしょしてたの」


「あれ映ってたのか」


SA「会場の人も見てたしね」


「まぁちょっとした悪戯心ですよ」


SA「悪い子ね笑」


「まあね」



電話をスピーカーにしながらネットを見る



« Aとスア、否定文出てたけどやっぱり……»


«あんな仲良さそうに囁き合うって»




「全く、ネットの奴らはいい加減なヤツらばっかですね」


SA「まあね」


「まぁarmyにも心配かけちゃったかな」


SA「楽しみじゃないの」


「ん？」


SA「私が婚約発表したら
みんなどんな反応するかしら」


「ふは、それは楽しみだ
にしてもヌナ、報道出るのが嬉しそう」


SA「あ、分かっちゃった？
だって彼が嫉妬してくれるから」


「はぁ、まったく……笑」


SA「ふふ」


「程々にしましょうね、お互い」


SA「そうね」




二人で笑いあって


そろそろ、と電話を切る




ふぅ、と一息ついて天井を見上げる


良かった

二人が結ばれて




結婚式楽しみだな



そう思いながらにやけていると


作業室のドアが開く





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