ねぇ、正直どうなの【JN】

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振り返ると俯くジナがいる



「ジナ？おはよう」


JN「おはよ…
どこいくの、朝早いのに…」


「撮影だよ」


JN「嘘だ…」


「？嘘じゃないよ」



どうしたんだろ

ジナ、寝起きはいいはずなんだけど



JN「…」


きゅっと抱きついてきたジナ


こんな弱々しいジナは久々だ





「ジナ、中に入ろう」



ジナの手を引きながら、スアヌナに連絡を入れた


スアヌナからは直ぐにOKと返ってきて


ついでにハートのマークまで



全部理解されてんな



女の勘ってすげぇ





ソファに座ってジナの手を握る


「どうしたの」


JN「なんでもない…
でも、まだここにいて」


「分かった
撮影始まるの遅れてるらしいから
それまでここにいるよ」



手がぎゅっと握られる


きっと何かあったんだよな

なら俺はお前を甘やかすまでだ








ジナの手を引きながらソファに寝転がる


「大丈夫だよ
きっと上手くいく」




俺の上に寝転がるジナの頭を撫でる


黙ってされるがままのジナ




本当に参ってるのか




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