あの頃の幸せをーREMEMBERー

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僕らが話を終えて子供たちの部屋に戻ると

てとてと、と近づいてくる可愛いホソクくん



HS「ちゃんとかんがえたよ...」


A「おう、じゃあ聞くよ」



しゃがんだAはホソクくんの頭に手を置く


HS「ぼくね、ひょんのめ、かっこよくてやさしいとおもう」


A「ふ、おう」


HS「それでね、もうひとりのひょんは
おかおかっこよくて、やさしいとおもう」


「ふふ、ありがとう」


HS「だからね、いっしょにね
あそんだり、ごはんたべたりしたいの」


A「おう」


HS「ぼく、おとなのひとにきらわれちゃうけど、ひょんどぅるにはきらわれたくない」


「嫌われるって？」


HS「ぼくのあっぱは、ぼくがいやだからしんだっておんまがいってた
それに、おんまも...」


「...そっか」


A「でも、それは違うと思うぞ」


HS「へ...？」


A「色々な理由があると思う
それは俺にも分からない、でもそれだけは違うって断言出来る」


HS「どうして？」


A「ん〜、少なくとも、ここにいる大人達はお前のことが大好きだからだよ」



そうだね、ホソクくんのためにあんなに苦しい顔をしたり安心したりしてくれるんだもん



HS「ほんとう？」


「「「ほんとうだよ」」」


先生と僕とAが同時に言ってしまい

ふふ、と笑みがこぼれた


それに釣られホソクくんも笑った



A「よし」


HS「わっ」


ホソクくんをほいっと持ち上げたA


A「帰るか、俺らの家に」


HS「〜〜！！」


キラキラの目をして涙目になるホソクくん



「帰ろっか」


そう頭を撫でると

きゅっと僕の手を掴んで微笑んだ


孤児院の先生と色々話し、粗方の手続きを済ませ


ホソクくんと家に帰った





HS「わぁ〜ひろーい！」


走って中に入っていくホソクくん


「ホソクくん走らないでね！危ないよ！」


HS「はぁい！」


A「ジナ、ホソガって呼ぼう
もう家族だし」


「んふふ、そうだね」





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