嘘だと言ってくれ【YG】2

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ユンギside




｢んー、｣



目が覚めて伸びをする


一瞬今日仕事だっけと焦ったが

日にちを見て久々の休みだったなと思い出した



そういや俺昨日どうしたっけ


確か帰ってきて、少しだけってそのまま靴も脱がずに寝たきがする


でも今ベッドの中ってことは




Aが運んでくれたのか




下も着替えさせてくれたっぽい


ホントあいつは、何から何まで





今日俺は1日オフだし

飯でも作ってやろう



そう思って寝室を出た


誰もいないリビング


またAは作業してんのか


取り敢えず飯でも作っておこうと

簡単な料理に手を出した



あいつの好きなトッポギとオムライスの下ごしらえ



それを終えると同時にカチャと音が聞こえる


その方向に目をやるとやつれたAが出てきた


頭をガシガシしながらソファに寝転んで

伸びをしたあとバタッと手を下ろした



そのAに近づいて瞑っている目に
俺の手を置く


Aは顔を少し動かす



A｢ユンギ…？｣


｢ん｣


A｢お前今日仕事は…｣


｢一日オフ｣


A｢そっか、お疲れ｣



ああ、と返事したあと、手を離そうとすれば

ガシッと掴まれて戻される


A｢お前の手気持ちいい
目疲れてるからもう少し｣


｢ん、うん｣



しゃがんでまたAの目に手を這わせると
嬉しそうに気持ちよさそうに口の端を上げた


なんだ、この心臓の音



うるせぇ






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