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JMside
つい練習に集中しすぎて遅くなっちゃった
HS「片付けとくから、Aちゃん迎えに行ってあげて！」
「すみませんヒョン！」
ヒョンが気を利かせてくれて、先に帰してくれた
急いで走って体育館に行くと
いつも通りガコンとシュートの音が聞こえる
いつものようにわくわくして扉を開ける
「A…」
少し開けて中を見ると、楽しそうにパスするAと
それを受け取ってシュートする男子
ジョングク君だ
テヒョナがからんでて、何回か見たことがある
A「あっはは笑」
JK「今ちょっと遅かったです…」
A「ごめんて笑」
楽しそうにしちゃって…
Aが他の男と楽しそうにしてるの
テヒョナとユンギヒョン以外だと初めて見た
なんか入りづらくて、もしかしたらAの好きな人はジョングク君なんじゃないかって
ただ、楽しそうな二人を見て心が痛くなる
A「おっ、外した笑」
Aがボールをキャッチしようと、一歩一歩下がっていって
後ろにいるジョングク君にぶつかった
ジョングク君はAの頭の上でボールをキャッチして
それを下してAに渡す
バックハグみたいじゃんか…
JK「ちゃんと注意してくださいよ」
A「ごめん」
見つめ合う二人
JK「先輩の髪も良い匂いしますね」
A「へ？」
そう笑ったジョングク君と、少しだけ顔を赤くするAを見て
もう、居ても立っても居られなくなった
僕は思い扉を思いっきり開けて言う
「A、帰るよ」
Aが返事をする前に、その場を後にした
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作者名：ビナ
| 作成日時：2021年10月1日 19時
