一番近くて遠い場所【JM】 (ページ41)

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「はぁ…ちょっと待って休憩…」

JK「はぁ、ふぅ」

「ジョングクも流石に限界かなー？」

JK「余裕です」

「ふはっ笑」

座って水を取ってジョングクに投げる

しっかりキャッチして水を飲むジョングク

「はぁ～、ジミナ遅い」

JK「俺は良いですけどね」

「体力馬鹿で真面目だからなー」

JK「違います」

「ん？」

JK「先輩ともっといられるから」

「へ？」

ドキッとしてジョングクを見る

ジョングクは目が合うと逸らしてシュートをした

JK「ほら先輩、パスください」

「お、うん」

立ち上がってパスをする

ジョングクはまた綺麗にシュートする

ボールを取ってまたパス

「おっ、外した笑」

流石に体力の限界か？

と笑いつつ、後に下がりながらボールをキャッチしようとする

トンッっと背中に何かがぶつかって動きが止まる

跳ね返って飛んできたボールは私の上にある手がキャッチした

JK「ちゃんと後ろ注意してくださいよ」

「ごめん」

上を向くと綺麗な顔が私の顔を覗いている

JK「先輩の髪も良い匂いしますね」

「へ？」

ジョングクはくしゃっと笑った

その瞬間重い扉を開ける音がする

JM「A、帰るよ」

「え、うん」

少し不機嫌なジミナ
いつもより声が低いし…

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