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Aside
着替えて体育館裏に行くと、後輩の子がいた
「遅れてごめんね」
〈い、いえ!〉
「それで、話って…」
〈あ。あの!俺、先輩が好きです!〉
ドキッと心臓が鳴る
やっぱり告白って緊張する
相手の緊張も伝わってきてドキドキする
テヒョンとジミナはいつもこんなことされてるんだ
「ありがとう、凄く嬉しい
でも、好きな人がいてね、気持ちには答えられないや」
〈そ、そうですか〉
「ごめん、本当にありがとう」
〈ははっ俺、もっと冷たくフラれると思ってました〉
「え?」
〈やっぱり先輩を好きになってよかったです〉
「あ、ありがとう」
〈聞いてくれてありがとうございました〉
「こちらこそ」
二コリと笑って去っていく後ろ姿を見て
すごく嬉しくなった
好きになってよかったです、なんて嬉しすぎる
JK「ヌナ?」
後ろを向くと体育館の横の扉からひょこっと現れたジョングク
「おあ、ジョングク」
JK「告白ですか?」
「凄いダイレクトに聞くね」
JK「答えは何て?」
「断った」
JK「そうですか」
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作者名:ビナ | 作成日時:2021年10月1日 19時