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「Aは？好きな人」
こーなったら聞いてみようと思った
傷つくなら抉れているときに受けた方がましだ
A「前言ったよね〜いるって」
「今でも変わらないの？」
A「さあ？」
高1の頃もノリで聞いたけど
やっぱり傷ついた…
A「ふ」
誰を思い浮かべてAは笑ってるの？
その目線の先には誰がいるの？
それだけは幼馴染でも分からない
A「はい、また手紙
今回はテヒョンさんにもありますよ〜」
TH「わーい！」
次の日の昼休み
また呼ばれていったAが手紙を渡してきた
「僕好きな人いるっていったのに」
A「もしその好きな人からの告白だったらどーすんのさ」
それはありえないよ！
でも、好意はありがたいし
受け取らないのも告白を聞かないのも申し訳ない
TH「屋上か〜、最近行ってない」
A「その散歩みたいに告白受けに行くのやめてくれない？」
TH「んひひ、あっ、てか俺も受け取ってんだった」
「何を？」
TH「これ、Aに渡してってさ〜」
A「まじかよ」
TH「Aもモテるの知らないの？」
A「ジョーダンいうな」
冗談じゃない
Aは本当にモテモテだよ
告白する人が少ないだけで、ガードが強いから
A「体育館裏か、着替えてから行こうかな」
嬉しそうに手紙見ちゃって…
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作者名：ビナ
| 作成日時：2021年10月1日 19時
