オタクでもない私がトリップしました………目的もないので平穏に暮らします

聞き馴染みのある食べ物 ページ7

『ｯ！？…………あれ？』








段々と意識がはっきりする
汗をかいていたようで服が少し濡れているようだ









隣には唖然としているトリエルさん。
いつの間にいたのだろう？















ﾄﾘ｢大丈夫！？
あまりにも部屋から出てこないから見に来たらすごく魘されていたのよ！？｣




『そうなの？ごめんなさい。なぜだか悪い夢を見ていたみたいで……』














血相を変えて言うトリエルさんに驚きながらも答える


魘されていたってことはさっきのは夢だったのか。
いや、普通に考えたらそうだよな










ﾄﾘ｢私の方こそごめんなさい、取り乱してしまったわ……
ただ、あなたがとても苦しそうにしていたから見るに耐えたくて……｣



『トリエルさんが謝ることじゃないよ！

そういえば、今って何時かわかるかい？
随分眠っていた感覚がして……』




ﾄﾘ｢あなたが眠ってから2日がたったわ
本当、心配したのよ？。｣



















2日！？
そんなに眠っていたのか！？
申し訳ない………

あれ？そもそも地下なのに時間の概念があるのか？












『2日もたっていたのか………ごめん
でも、もう大丈夫だから心配しなくてもいいよ』



ﾄﾘ｢そう？念のため、何かあったら早く言ってちょうだいね
あっ！バタースコッチシナモンパイを焼いたの！食べる？｣



『いいの？食べたい！』



ﾄﾘ｢分かったわ！今持ってくるから待っててちょうだい｣











そう言い部屋から出ていくトリエルさん














バタスコ……

懐かしい。クラスメイトの話についていけるように必死に調べてた時期あったような気もする
まぁ、面倒になって【親友】の話を聞くだけになってたのはここだけの話だ
















というか……あの夢は何だったんだろうか……
少なくとも、いい気分とは言えない、
【親友】は今、どうしているんだろう

バタスコは絶品→←それは、彼女の夢のナカ

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