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それは、彼女の夢のナカ ページ6

·


暗く、虚無な空間
ここはどこなのだろうか


















·



















辺りを見回すも、真っ暗な空間がつづいているだけ
だが、不思議と恐怖はない



















例えるなら、ゲームでたまたま隠し部屋を見つけたような感覚
まぁゲーム少ししかやったことないけど



















そんなことを考えているとコツコツ……と【足音】が聞こえた
誰か居るのだろうか?


足音はだんだん、近くなって行く
こっちに近づいて来ているようだ



















 


















足音は私の後ろで止まった
後ろを向こうとするが、それを止めるように心臓が高鳴った



















「A。」



















そう私のAを呼ぶ声の正体は、【親友】の声だった。
ってことは【親友】が後ろに?



















『【親友】?【親友】なの?』



「そうだよ。久しぶりだね」



















静かに喋る【親友】。
私は久しぶりに会えた嬉しさで声のトーンが高くなった



















『本当、久しぶりだね!
最近連絡なかったから心配したよ。
お互い忙しかったし、仕方ないけど』




「そうだね、A。
“本当”に忙しかったさ」




『あ、忘れていたけど、ここってどこか分かる?
私気づいたらここにいたんだ』




「あぁ………多分、分かるさ
でも、“もう時間”だからまた今度だね」



















そう聞こえた瞬間、私の腹部にナニカが刺さるような感覚があった
状況が理解できず、とっさに腹部を見る



















腹部からは、服に滲む程の血が流れ出ていた
刺されたんだと理解した瞬間、激痛が私を襲った



















『なん、で』



「なんでって。僕、言ったでしょ?
“もう時間”だって」


















淡々と話す【親友】。
時間とはどういうことなんだろうか



















「げっ。もう3分しないじゃん。
そういうことだから、バイバイ。」


















【親友】がそう言った後、
タイミングが良いのか悪いのか私の視界は闇に落ちた

聞き馴染みのある食べ物→←彼女は笑顔はぎこちないらしい 



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世落さんず - めっちゃ面白いですね!更新応援してます!!(自分の作品を更新しろ) (3月19日 1時) (レス) @page3 id: ba5a0d363d (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - でいはちさん»初コメありがとうございます!読みやすい文章だなんてとっても嬉しいです!!更新頑張ります! (1月15日 20時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
でいはち(プロフ) - 初コメ失礼します。とても読みやすい文章で続きがすごく気になりました。更新がんばって下さい。応援しています。 (1月15日 2時) (レス) @page4 id: bc065bd4cb (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - 気軽にコメントよろしくお願いします! (1月13日 23時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:占ツクこそ正義 x他1人 | 作者ホームページ:二次元LOVE  
作成日時:2024年1月13日 12時

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