オタクでもない私がトリップしました………目的もないので平穏に暮らします

仲直りできたってことでいいのかこれ？ ページ25

Asiten



自然と目が開く


目に映るのは、白い天井。
多分ベットに横たわっている自分。


ここはどこだろう？病院か？
確か私、自分を刺して....







突拍子もないことしたなぁ..
あんなので信じてくれるわけないか...




ってあれ？横のイスにフリスクが座ってる？
寝ているみたいだ。

私がplayerだってこと知ってるのに?なんで....




『フリスク？..』




一応、声を掛けてみると、ピクッとフリスクの体が動いた




「あ、Aちゃん起きたんだ....
ごめんね、僕の制でこんなことになって。
反省してる。
playerが現れたって言われて焦っていたばっかりに....」





起きてそうそう謝罪をするフリスク。
いつからここにいたのか、とても眠たそうだ







『大丈夫ですよ
私はplayerだしフリスクがそうなるのも無理ない。
私の方こそ、申し訳ない』




「いや、元はといえば僕が悪い。
本当にごめん
その、今更って感じなんだけどAはどうしてこの世界に？」










そういえば【親友】に殺されたんだっけ....
この世界に来て死亡率上がってないか私？




『それがね、会社を辞めて家に帰っている時に【親友】....に殺されたんです。
でも姿が見えなかったし、まだ【親友】かは分からないんですけどね....
それで目が覚めるとあの遺跡にいたんです』





うん。姿も分からなかったし、【親友】とは限らないはずだ。
というより、そうあって欲しくない。







「....そうなんだ。
ごめん、嫌な事を思い出させて」


『今はもう心の整理がついているので大丈夫ですよ
まぁ、この世界にくるとは思いませんでした(笑)

いわゆる、異世界転生ってやつですかね、あはは』




そう言って笑ってみる
これで少しはフリスクが元気になればいいんだけど....





「そ、そうなんだ....
えっとAって....ふふ....笑うの苦手？」


『？前トリエルさんにも言われましたね
これでも成長したんですが....
多分苦手な方です』


「あははは！そっか！
改めてよろしくね、A！」


『？はいっ！』




これは、信じてもらえたってことでいいのか？？

物騒な話→←とある、元【＿＿＿】。

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