検索窓
今日:10 hit、昨日:38 hit、合計:4,358 hit

私なりの証明 ページ22

·


驚きのあまり体が硬直する

だって、“その存在”を知っているのはサンズだけじゃなかったのか?……






フリ「驚いた顔をしているね。僕も最初は驚いたさ
それで、質問に答えてよA。」






なんて答えればこの危機を逃れられるのか
ただ、分かることは一つでも間違えれば私に命は無い





『私は、確かにprayer……です……』



フリ「ふ〜ん、そっか。やっぱり」



『その、な、なんでフリスクがprayerのことを?……』




フリ「……サンズに教えてもらった。
元々、断片的な記憶が頭に残っていたからもしかしたらとは思ってたんだ」






そう、何かを思い出すように話すフリスク
断片的に残る程の記憶。一体、どれだけリセットされているのだろうか






フリ「prayerの存在を知った後、無かったはずの記憶が完全に蘇った。
みんなを殺した、最低な行動をした、
大切な人を殺した


すべてはprayerによって。


でも、操られてたとはいえ殺したのはprayerじゃない。
この僕自身だ。


だからこの先、僕は贖罪をしなければいけない。
その贖罪の一つとしてprayerの行動は全て阻止する
もちろん君のことも、ね」










思わず背筋が凍る
私にはどうすることもできない、私だってフリスクが言ったなかの一人だから。
prayerなのだから。
なら、せめて今の気持ちだけでも知って欲しい








『私は、prayer。君達を傷つけた
Pルートも、Gルートも、Nルートも、全てやった
もちろん、君達の気持ちなんて考えずに。
サンズがprayerのことを知っていたなんて凄いとしか思ってなかった。


でも今はさ、誰一人傷つけようなんて思ってないから。
殺そうなんて思ってないから。


私が消えて欲しいと思うのなら私は遠くへ行くよ
いや、君が望むなら自害してもいい』





こんなことでフリスクに許されるとは思っていない




フリ「そう言って、裏切るかもしれない」



『裏切らない。絶対に。』



フリ「証明できるものなんてどこにもない」





証明できるもの………
とっさに辺りを見回す



















一部分だけ咲いている黄色の花の中に一本のナイフがあるのを見つけた
これだ、これしかない







そのナイフを取りフリスクに見えるように持った



















フリ「ちょっとなにしてるのさ!?
やっぱり君も他のprayerと変わら…………え?」

















私は怖い気持ちを抑え、腹部にナイフをおもいっきり刺した

僕の判断でみんなを守れるかな?→←不穏な空気



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
設定タグ:undertale , トリップ , undertaleau
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

世落さんず - めっちゃ面白いですね!更新応援してます!!(自分の作品を更新しろ) (3月19日 1時) (レス) @page3 id: ba5a0d363d (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - でいはちさん»初コメありがとうございます!読みやすい文章だなんてとっても嬉しいです!!更新頑張ります! (1月15日 20時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
でいはち(プロフ) - 初コメ失礼します。とても読みやすい文章で続きがすごく気になりました。更新がんばって下さい。応援しています。 (1月15日 2時) (レス) @page4 id: bc065bd4cb (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - 気軽にコメントよろしくお願いします! (1月13日 23時) (レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:占ツクこそ正義 x他1人 | 作者ホームページ:二次元LOVE  
作成日時:2024年1月13日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。