オタクでもない私がトリップしました………目的もないので平穏に暮らします

少しの違和感 ページ19

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フリスクはゲームで見たときよりも背が伸びていてとても爽やかな青年になっている
君、性別男だったんだね。





『始めまして、私の名前はAです。
フリスクさんのことはトリエルさんから先程お聞きしました
よろしくお願いします。』
　


ﾌﾘ｢そんなにかしこまらなくていいよ！
僕もAちゃんの事はママから聞いててね、会うのを楽しみにしてたんだ！
呼び捨てでいいよ！｣ﾆｺｯ







そうだったのか……

でもなんか今の、愛想笑いだ。
私もいつもしてたからなんとなく分かる
もしかして私、やらかしたのか？







ﾄﾘ｢私はバタースコッチシナモンパイが焼けたから持ってくるわね！
二人はテーブルに座ってて！｣



ﾌﾘ｢わかった！じゃあAちゃん、行こ？｣


『あ、は、うん。』









そうしてテーブルに座る
フリスクはさっきからニコニコしているがどうも違和感がある






ﾌﾘ｢ねぇAちゃんはさ、どこから来たの？｣





『それが私もよく分からなくって。

起きたらいつの間にかあそこにいて、誰かいないか探してたらトリエルに会ったんだ！
本当、訳のわからない話だよね〜』






そう言い苦笑いをする
うん。間違ってはないはずだ





ﾌﾘ｢僕と少し似てるね。僕もイビト山から落っこちて気付いたらこの遺跡にいたんだ
まぁ、親善大使になるなんて思いもしなかったけど(笑)｣




『そうなんだ！
私もフリスクが親善大使様なんてビックリしたよ！』



ﾌﾘ｢ははは！だよね！

というか、Aちゃんって凄く大人っぽいよね
最初話したとき、敬語でめっちゃ丁寧に話すからビックリしちゃった！

一瞬、大人と話してるのかと思ったよ！｣







そりゃ中身大人ですから
26歳元社会人ですから！




『そうかな？
初対面の人には敬語って習ったんだよね！』


ﾌﾘ｢そうなんだ！
話変わるんだけどさ、Aちゃんゲームは好き？｣




ゲーム？なんで急に……



『まぁまぁかな！流行りなゲームやってみたりする位！』


ﾌﾘ｢…そっか！｣






今の間はなんなのだろうか？
別に深い意味はないと思うけど……





ﾄﾘ｢二人とも！バタースコッチシナモンパイを持ってきたわ！
できたてだから火傷しないように食べてね！｣





トリエルさんがバタスコを持ってきたようだ
これで二度目のバタスコ
美味しそう……





そうして、三人でタバスコを食べた。
フリスクは久しぶりに食べるからか嬉しそうに食べていた。

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