その後… ページ50
「…マジで限界だわ」私の答えのあと一度離したその手をパッと掴み直すと、あっという間にあの大きなベッドがある部屋に逆戻り
「今すぐお前が欲しい」思わず見惚れてしまった…
耳元で囁かれたいつもより低い声にふーっと全身の力が抜け、そのままゆっくりとベッドへと押し倒されてしまう
『ま、待ってください、』
「待つわけねーだろ」
私の言葉はユンギさんによってかき消されてしまって「もうムリ」鼻と鼻が触れそうな距離でそう言われた。上から優しく唇を塞がれたかと思うと今度は啄むようなキスが続く。ときどき漏れ出すユンギさんの色っぽい吐息に、全てが乱されていくようだった…
『んっ、…』
ちゅっ、とわざと音を立てるようにキスをしてくる。息が苦しくて口を開けばすぐにユンギさんの舌が滑り込んできて、わたしの口内を味わうようにゆっくりと動く
こんなキスは初めてではないけれど、ベッドの上ってだけで息が乱れてしかたない。気づけば着ていた服を丁寧に脱がされ、妖艶な目でこちらを見下ろす姿に心臓が飛び出そうになった
「お前さ、そーゆう顔すんだな(笑)」
えっ、そーゆう顔…って?
「お前、今すっげぇ、えろいの」
耳元で掠れた声が聞こえたと思えば、ユンギさんの細くて長い指が全身を這うように動き出すと背筋がぞくぞくっとした
ユンギさんの甘い口付けは続き、酸素を求めて口を開けば、すぐにユンギさんの舌が滑り込んできては深くなるキスに頭がうまく働かない
「お前が誘ったんだからな 」
何を言っても止められそうにないユンギさんに、諦めて私は身体を預けた
『っ…』そっと目を開ければ、横にはユンギさんがすやすやと寝息を立てていた
そして蘇る記憶…。ユンギさんのいやらしく微笑む顔、思い出しただけでも顔から火が出そうなくらい甘い言葉の数々
あとはどれだけ激しくされたのだろうか全身がだるくて、中心部に違和感を感じて完全に目が覚めてしまっていた
ユンギさんはいつか言っていた「…いいな。起きたらお前が目の前にいるって」って。私も今同じことを思う。何も知らない私には貴方が必要で、貴方がいないところで生きたくはないとも
あの日私はユンギさんに近づいた
愛してはいけないと離れた日もあった
でも今、私は貴方の隣りにいて、貴方を愛している…。
そしてこれからも…ずっと…
END
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A - 見るの遅くなったぁぁぁぁぁあぁぁ(うるさい)ユンギ...良かったな(いや何様)めっちゃ感動しました。最高!! (2018年4月17日 19時) (レス) id: 55b9aadcae (このIDを非表示/違反報告)
ままさん。(プロフ) - あがしおんさん» スッキリなさって良かったです(笑)今後いくつお話を追加する予定でいますが、睡眠の妨げにならぬよう幸せオーラ漂う感じにしたいと思っておりますのでご安心を(^-^) (2018年4月16日 19時) (レス) id: 50153dd64f (このIDを非表示/違反報告)
exoラブarmy - 本当ですか!?すっごく嬉しいです!頑張ってください!こちらこそよろしくお願いします! (2018年4月16日 19時) (レス) id: 6e0b42b08b (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - ラスト、スッキリしました!ありがとうございます!これでゆっくり眠れます。 (2018年4月16日 18時) (レス) id: 9bc25ee9d8 (このIDを非表示/違反報告)
ままさん。(プロフ) - exoラブarmyさん» 全部読んでくれたんですか!?ありがとうございます!そこまで感動していただいたからには、是非続編を書かせていただきます!近いうちに追加しますので、また宜しくお願いします(≧∇≦)/ (2018年4月16日 16時) (レス) id: 50153dd64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ままさん。 | 作成日時:2018年3月30日 14時