ユンギさんの飼育方法２

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「…おい、どーゆーことだ」


【あら、なにかご不満でも？】









TH「ねぇねぇヌナ〜、Aちゃんはどこ？」


「……。」


JK「なんか久しぶりだからドキドキしちゃいますね(笑)」


「……。」


【ほらほら、二人とも落ち着いて(笑)あの子はモデルとして参加してるんだから、ショーが終わったらゆっくり話せるから、ね？】


TH·JK「はーい！」









「(おいっ！なんでこいつらまでいるんだよ…)」


【(ユンギだけ連れてたらヘンに思われるでしょ？)】


「……。」


【(それに、この子たちだってAちゃんに会いたがってたんだから、ユンギだけ連れて来たら不公平じゃない？……。もぉう！…大丈夫よ、安心しなさい。ちゃんと二人っきりにさせてあげるから、ね？)】









…まるで俺が会いたくて会いたくて仕方ないみたいな言い方しやがって









メイクヌナは


私に任せなさい！なーんて捨て台詞残して


意気揚々とどっかに消えちまったし…


テヒョナとジョングガはお色気ムンムンのお姉ぇ様方に捕まってるし









ったく、何しにきたんだか…









……、それは俺もか…









二人っきりにしてあげるなんて言ってたけど


そもそも


あいつが会ってくれるか


会って何を話すか









…俺はどうしたらいい









とにかくここは居心地が悪い









鼻の下を伸ばしきってる二人を残して


その場から逃げるように


人気の少ないバルコニーへ来た









…ものの









「(ちょっと話が違うじゃない！)」


「(仕方ないだろ！)」









…どうやら先客がいるらしい

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