BTSのヨジャメン (ページ15)

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新曲の振り付けもマスターし

年末年始のハードスケジュールのせいか

さすがに疲れた…

でも、そんななかでも

ユンギヒョン、ナムジュニヒョン、ホビヒョンの３人はスタジオに篭って

深夜まで編曲作業をするのだとか

ホント、ヒョンたちには頭が上がらない…

ジニヒョンはバラエティの収録で別行動

残された俺たちは宿舎に帰ることになった

TH「あぁ、さっぱりしたー」

シャワーを浴びたテヒョニヒョンが頭をタオルでゴシゴシしながらリビングに入ってきた…

JM「Tシャツぐらい着てからこっちに来いよ！もう俺たちだけじゃないんだから、」

TH「あ、そっか…ごめんね？」

『だ、大丈夫です…兄がいるから慣れてますんで、』

あぁ、だからか…

だよね、男兄弟がいなきゃ

こんなむさ苦しい中、生活を共にするなんて耐えられるわけがないもんな

TH「お兄ちゃん、優しい？」

ダッシュで部屋から持ってきたTシャツを着ながらテヒョニヒョンが質問する

『えっ、…は、はい…』

警戒心丸出しだった、テヒョニヒョンに対して

ちゃんと答える…

でも

お兄さんの話を振ったからかな…？

『でも、兄とはなかなか会えなくて…』

ちょっと、悲しげな表情

JM「心配してるでしょ？デビューするって聞いて、」

『あっ、私がBTSに加入するってこと内緒にしてて…デビューするって話も、まだ…』

JK「えっ、話してないの！？」

『…はい。たぶん、知っちゃったら発狂するかと…』

TH「えっ、もしかして…お兄ちゃんって、シスコン？」

『…はい、たぶん…、いや、かなり…かな？』

溺愛されてきたんだ…

でも、わかる気がする

だって、こんなに可愛いんだもん…

そりゃ発狂するのも…

って、それって大丈夫なの？

ヒョンたちが帰ってくるまでの間

順番にシャワーを済ませ、

ジミニヒョンが出前をとってくれたのを

みんなで食べながら

彼女の家族の話、好きなアーティストの話、いろんな話をした

たくさんのことを知れたけど

何かが引っかかる…

それって、彼女が言ってた諸事情ってヤツのせいかな？

気になるけど

まだ、聞いちゃいけないようなそんな気がした…