147話 ページ7
土方「何事だ!!!」
俺とゴリが驚いていると土方と沖田が部屋に来た。
坂田「お、おい!Aじゃないってどういう…」
「そのままの意味だ」
近藤「じ、じゃあ本当の名前は…?」
「…」
Aは近藤の質問に答えなかった。
Aは本当の名前じゃない…?
それって…
坂田「…」
沖田「子どもがこんな物騒なもん持ったらダメじゃなぃですかィ」
ひょいっといとも簡単にAから木刀を奪う沖田。
「あっ…」
沖田「近藤さん、俺ァ状況が読めねェんですが」
近藤「い、いや俺も今来たばかりで…」
坂田「…起きたらAが成長してたんだよ!この姿に!!」
「だからAって誰だよ!!私の名前はー…」
Aが苦い顔をして口を噤む。
坂田「……お前、本当は名前が分からないんじゃ…」
「っ…!!」
土方「名前が分からない…?お前、親は…」
「私に親なんていない!!!!」
Aが"親"という言葉に反応して声を荒らげる。
近藤「お、親がいないって…」
「もういいだろ、お前らに話すことは無い!早く殺すなら殺せよ!!」
坂田「誰もお前を殺さねぇよ、俺達はお前の仲間だ」
「な、かま…?」
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作者名:みかん。 | 作成日時:2019年2月23日 21時