179話 ページ39
神威「ところで"タイキ"と"サクラ"はAとどんな関係なんだい?」
「んー…弟と妹…って感じかな」
神威「へ〜」
「まぁ…桜は私の事殺したいほど憎んでるけどね」
神威「どうして?」
「桜の幸せ…居場所を私が取っちゃったんだ」
神威「居場所は取っちゃいけないものなの?」
「え?」
神威「俺にはわからないや」
「…」
神威の何を言っているのか私にはわからなかった。
私が黙っていると
神威「そういやもうその傷は大丈夫なのかい?」
「あぁ…これね」
私は既に乾いている傷に指を当てる。
「なんともないよ」
神威「そっか」
すると突然ドンッと神威が私を壁に押しつけた。
「えっ…」
神威が私の傷を舐める。
「な、何してっ…!?」
神威「Aの血は甘いね」
「へ?」
『なにやってんだよ』
そこに居たのは
神威「やぁ"タイキ"」
「た、大樹…」
大樹「…高杉の次は神威かよ」
「ち、ちがっ「羨ましいかい?」はぁ!?」
大樹「…どういう意味だ」
神威「そのまんまの意味だヨ」
大樹「……お前に構ってる暇はないんだよ、それより何でAはここに戻ってきてんだ」
「大樹と桜に会うため…って言ったらダメかな?」
大樹「っ…」
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作者名:みかん。 | 作成日時:2019年2月23日 21時