検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:55,163 hit

156話 ページ16

「……………怒ってる?」





俺が怒っているように見えたのか、Aが問いかける。





坂田「怒っちゃいねぇさ。お前は神楽を護っただけだろ」




「っ!!」




坂田「ありがとな、護ってくれて」




「べ、別に…」




坂田「まずは戻ったら風呂入れ、そんなんで屯所戻れねぇだろ」




「………………うん」





万事屋へ戻ると直ぐにAを風呂に入れた。




すると、土方がノックもせずにズカズカと玄関に入ってきた。





土方「おい、Aはー…」




坂田「今風呂だよ、ったく人んちに勝手に上がらないでもらえます?」




土方「それどころじゃねぇんだよ、ガキ共から聞いた。あれはAが殺ったんだな」




坂田「そうだ」




土方「あいつの調子は」




坂田「別に変わっちゃいねぇよ」




土方「…」




坂田「なんだ、言いてぇことあんなら言えよ」




土方「…あいつは昔からああなのか」




坂田「………あいつはー…」




「…銀時」





名前を呼ばれ、はっと声の方を見る。





坂田「もう上がったのか」




「…」





土方が来てるのを見て少し強ばった表情を見せた。





土方「おい」




「………なに」




土方「散歩は終わりだ、屯所に戻るぞ」




「…」





その言葉を聞いて俺の顔を見るA。

157話→←155話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みかん。 | 作成日時:2019年2月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。