月神様 ページ8
Aside
『月神とは永遠の命を持つ者、月神を辞めるには次の月神を見つけなくてはならない。1代目月神は1人の子供を見つけその子供に2代目月神を任せ死んだ』
1代目月神は元4柱目と5柱目を殺して死んだ。月神は太陽神を忌み嫌う者。
『………鬼灯様、どうして貴方は私にそこ使命を託したのですか?』
鬼灯様とは元第9の大隊長であり私を第9に引き取ってくれた人。それ以外でも白桜や黒椿などの中隊長達もいた。
だがその2人は鬼灯様によって殺されてしまった。鬼灯様は
鬼灯 “あの二人はアドラバーストを持ち4柱と5柱になってしまったんだ。伝導者の思い道理にしたらこの世界が燃える、わかってくれA”
そう言った。だがその時パニックに陥っていた私にはその事が分からず鬼灯様が2人を嫌いになってしまったからと勘違いし泣きじゃくった。
今となればそれが勘違いと分かる。そのあと鬼灯様は自分で腹を切って死んでしまった。
『太陽神も月神も伝導者も全て消えてしまえばいいのに』
??「お姫様はそう思うのかァ?」
『ジョーカー………どうしてここに?』
ジョーカー「それはこっちのセリフだ、お前さんこそ何でここに?」
『………』
ジョーカー「………はぁ、昔からホントに手がかかる」
ジョーカーはそう言うと私の隣に腰をかけた。
『ジョーカー落ちるよ?』
ジョーカー「俺はいいんだよ、それよりこっちこい」
そう言われジョーカーの膝の上に座る。
『ここ第1でいちばん高いとこなんだよ?ほんとにジョーカー大丈夫なの?』
ジョーカー「………また軽くなったか?」
話を逸らした。酷い人。
『………別に変わってないと思うけど?』
ジョーカー「嘘つけ、この前より軽くなってんぞ」
そう言うとジョーカーは私のお腹に手を回した。甘えろと言う意味らしい。
『………辛いの、月神』
ジョーカー「………」
『いつもいつも月神様、月神様って言われて。けどホントは皆私を求めてる訳じゃないの、求めているのは鬼灯様、私じゃないわ』
ジョーカー「……」
『疲れたの、もう楽になりたい』
そう言った瞬間ジョーカーでは無い誰かに抱きしめられた。
49人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジェラ - 面白い!(クソデカボイス) なんか、うるさくて、すいません( ̄^ ̄) (2020年10月4日 23時) (レス) id: 57a8ad7f5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小紫太夫 | 作成日時:2020年8月1日 20時