The Bubble 1st (ページ2)

今日:12 hit、昨日:58 hit、合計:75,958 hit

ミステリアスなレディ。ページ2

「なにそれ、どうゆうこと？」

そんな話をしてるうちに
"A"は一緒にいた男とパブから出て行った。

そんな様子を横目に見ながら、Teddyヒョンはため息をついた。

「はあ、Aのこと知りたいならユウタに聞けよ。
あれ、あのバーテンダー。」

Teddyヒョンの言葉に、ヒョンと俺は
"A"と男が去った後のバーカウンターに移動した。

「おう、Teddy久しぶり！
今日は、お友達と一緒なのね。
はじめまして、ユウタです。」

ドリンクを作りながら、笑顔で見せた。

「こいつ、ジヨンがAの事、知りたいんだって。」

ため息まじりで呆れた様子のTeddyヒョン。

"A"には何があるわけ？
そんな疑問がさっきから消えない。

「ああ、Aね。
…傷付くジヨンくんは見たくないけどなあ。」

白い歯を見せてユウタさんは笑ったけど、
少し呆れたような乾いた苦笑いだった。

俺が？傷付く？
彼女に近づくと？

Teddyヒョンとユウタさんが知る"A"はどんな女なの？

「ん～、俺から伝えられることってそんな多くないんだけど。
Aもきっと自分のいないところでどうこう言われるのは嫌うだろうし。」

まあ、それはもっともだ。

「まあ、気になるなら、
ここ来てくれれば会えるよ、Aには。」

二人の煮え切らない態度が
"A"への好奇心を確実な興味に変えた。