変な人。 ページ2
あ、やべ。いつの間にか睨みまくってたよ…。
？「笑っちゃったの、嫌でしたよね…」
A「はい。」
即答で はい だろ、そんなの。
？「ごめんなさい、可愛くてつい…。」
A「…は？」
可愛い？アレのどこが？
？「本当にごめんなさい…！」
まぁ、褒められて悪い気はしないし？
許してやろう、うん。
A「怒ってないですから！」
？「わぁー、良かったです！！」
この人……すんごい、可愛いぞ…？
どこから来てんだ、この爽やかさは。
なんか美化されてきてしまったよ？あれ？
？「あの…？」
あ。超見ちゃってた。
A「何ですか？」
いや、ガン見しといて出した一言が
何ですか？って…感じ悪…w
？「見られてるなぁーって思って…さすがに
思い込みですよねwすみませんw」
A「いえ。」
すいません、思い込みではないです。
思いっきり見てました。思いっきり。
？「あの、それ…」
A「それって、これですか？」
私のザッハトルテに何するつもりだ！！！！
？「譲ってもらえないですか、ね…？」
A「…はい？…どーゆーことですか？」
？「あの…今日俺の親友の誕生日でして…
ザッハトルテ好きだからあげたくて…。」
親友のだとぉ？？知るか、そんなもん！！
誕生日だとしても譲らんわああああ！！！
？「いつもお世話になってっから…へへっ///
ちょっと恥ずかしい話ですけど…」
うっ…いい人だ…。
？「俺なりの愛情表現っつーか…！」
私なんて、私なんて…
家帰って1人で食べるだけだ…そんな人の
手に渡るより…誕生日を祝ってくれる
爽やかイケメンに手渡ったほうが…
ザッハトルテも幸せだよね…(は？)
A「どうぞ！！むしろもらって下さい！」
？「えっ、良いんですか！？！？」
A「もちろんです！！」
？「ありがとうございます！」
はい、反応可愛いっ！！
A「いえ！！親友さんにもお誕生日
おめでとうございますとお伝え下さい！」
？「本当にありがとうございます！」
そんな感謝されたらもう…ねぇ？
お姉さんみたいな目線になっちゃってww
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぐ。 | 作成日時：2017年12月16日 9時
