香り ページ7
Yoshiyuki Side
おはようございます?
今さっき起きました、ヨシです
まだ頭回ってません
…なんで俺の腕の中にAがいるんですかね?
………思い出した………
一緒にお昼寝してたんだ
…俺の部屋で…
たぶん俺が連れて行った。
成人女性、しかもメンバーのAを
たぶん俺速攻寝たよね?
手出したりしてないよね?
…うん、なんもしてない…
じゃあなんで…
なんでこの子顔紅くして、呼吸をちょっと荒くして俺の腕に抱かれてるの?
そんでもって…
見えないけどたぶん脚絡んでるよね?
「ん…あ…よっしー……っ…やだ…」
嘉「え、あ!おはよどうしたのA?」
「と、とりあえず…離してっ…」
そこで気付いた
俺まだハグしたままだ
嘉「あっ!?ああ、ごめん」
「うんん……これで落ち着く……」
なんとなくだけど
今、この状態のAと2人きりはいけない気がした
嘉「リビング行こっか」
「待って…よっしー…もう少し…」
俺のシャツの裾をつかんで引き留めるA
今初めて目合わせたけど…
…これ以上は俺がやばい…
こんなとろんとした顔…
嘉「襲いたくなる………」
「えっ?何っ…?」
嘉「何でもない!」
言えるわけない
「ん、もう平気そ…………っ!」
俺はAの言葉を優しいキスで遮った
嘉「……俺も男だから……」
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作者名:まめもやし | 作成日時:2021年4月9日 23時