BALLISTIKな狼ガール。

目覚め ページ43

「………ん…………」

目を開けると白い天井が見えた

マネ「あ、起きた！大丈夫？？」

声をかけてくれたのは、仲のいい女性のマネさん

「…だ、大丈夫です。みんなは？＿っ！」

ベッドから起き上がろうとしたけど、頭に激痛が走る
マネさんがもう一度毛布をかけてくる

マネ「いいから寝てな、ん、あれ見て」

あれ＿医務室前の廊下を見ると…

「みんな…」

BBZ「Aっ！」

どんだけ情けない顔してるの？

マネさんに手招きされて、中に入ってきたメンバーたち
…みんな眉毛下がってる…
私が勝手に倒れたんやから、みんなは悪くないのに…

BBZ「ごめんなさい」

将「俺がしっかり止めんかったから」

未「そもそも俺らが気付けなかったから…」

「みんなは悪くない。私が悪いんよ、でも心配してくれてありがと」

竜「あと、もういっこ。Aも無理すんな。キツかったら言って」

嘉「できる限りなんとかするから」

BBZ「俺たちを頼って？？」

「……うん、ごめんなさい」

なんかよくわからんけど、涙が出てきた

力「え！？A！？」

「何でもないっ…」

あかん、止めたいのに止まらん

利「A、泣かないで〜？」

「泣きたくない〜…」

涙は流れっぱなし

こんなに頼もしい仲間が7人もいる私は、幸せ者だよ

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