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効率をよくするために2人で手分けして金指くんを探すことにした。
広くて部屋がいっぱいあるこの建物じゃ…
迷路みたいだし迷子になるだろうな…。

実際に私も昔迷子になったことがある。
今いる場所がどこか分からなくて、不安になって泣いちゃったんだ…。

それで階段の下で誰かが来るのを待ってて………。


『あ、』


もしかしたら…
金指くんもそこにいるかもしれない。



いや、さすがに私じゃないし…いないか…?


ううん、でも、、一応………。





そう思い、階段まで走った。






『金指くーん!いる〜?』
階段付近まで来て返事を期待するも、返ってこず。


やっぱりいないかぁ、まぁでも念の為…
そう思い階段の下を覗いてみたら…



『かなさ、、わっ!』



いた…!


『金指くん…よかった、いた…』

ハァハァと肩で息をする私を不安そうに見つめるその瞳からは


涙がこぼれ落ちていた。



『えっ…だ、大丈夫?!』
パニックになってしまい慌ててそう聞いた。
私が大丈夫じゃないじゃん……。
『ま、迷子になった…?』
ふるふると顔を横に振る。

違う…だとしたらなんで……





とここで私は思い出した。





私らしくいること。
優しく見守ること。





そうだ、そうするんだ。






軽く息を吐き、私は金指くんに話しかけた。



『話、、聞かせて?』




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▽58→←▽56 話を聞かせて



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38(プロフ) - なすがーるさん» ありがとうございます!嬉しいです…!楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年12月23日 22時) (レス) id: 91facfc0ab (このIDを非表示/違反報告)
なすがーる(プロフ) - めっちゃキュンキュンしました!!!引き続き更新待ってますので、主様のペースで頑張ってください!応援してます!!! (2019年12月22日 18時) (レス) id: 85e9568f99 (このIDを非表示/違反報告)
38(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします (2019年10月23日 21時) (レス) id: 91facfc0ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年10月23日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:38 | 作成日時:2019年10月20日 23時

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