シアトルで、君と。【カリスマブラザーズ】 (ページ8)

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8 ハンサムページ8

運転するジョージの横顔を盗み見ながら私は1人ワクワクしている。

A「ねえ、どこ連れてってくれるの？」

ジョージ「教えませーーーん」

ベーっ、と舌を出して見せるジョージ。

かわいい。

他愛もない話をして、しばらく車を走らせると、着いたのは映画館。

ジョージ「とりあえず映画見ようぜ～俺見たいのあってさ、」

時刻表を見ながら映画について熱く語るジョージの横顔を私はずっと見ていた。

ほんとうにハンサムなんだもん、見とれちゃって当たり前。

映画はすっごく面白かった。

A「あー、おもしろかった！！！！」

車に戻り、私はぐいーっと伸びをする。

ジョージ「やばかったよな？！あのシーン、かっこよすぎたわ！」

はしゃぐジョージに、私も笑顔になる。

ジョージ「よし、じゃあ飯食いに行きますか！！」

またしばらく車を走らせる。

ジョージ「A、シアトルのどこが好き？」

A「ん～、毎日いるのに飽きないところかな、毎日違う写真が撮れるし、毎日違うシアトルが見れる。」

ジョージ「あ～、わかる気がする」

そして着いたのは、ステーキのお店。

ジョージ「ここ、マジうまいから。店長日本人だし！」

A「そうなの？初めて来た！」

美味しそうな匂いに、お腹がなりそう。

店に入ろうとした時、私の携帯がなった。