20 ドッキリ ページ20
なんにも言えなかった。
ジョージとはそれからも普通に生活してる。
A「おはよう、ジョージ」
ジョージ「A!おはよう!俺スタバ行ってくるわ、」
ぐしゃぐしゃっと頭を撫でられる。
苦しい。
胸が、苦しい。
私の中で答えはもうとっくに出てるのに、伝えないでいるから。
私はズルい女だ。
ジョージ「A、今日の夜ご飯俺が作ったんだけど食べてくんない?」
A「え、うん、珍しいね、ありがとう」
ハンバーグだった。
A「美味しそう、いただきます…」
一口食べると。
A「?!?!?!からっ!!!!!!!」
ジョージ「テッテレー!ドッキリ大成こーう!!!!」
A「ちょ、辛すぎ、水、」
用意されていた水をがぶ飲みする。
A「ちょっと!ジョージ!何これ!」
私は笑いながら怒る。
ジョージ「元気出るかなあと思って!w」
A「いや、元気でたけどさ!」
ジョージ「ちなみに動画撮ってる!!w」
A「えっ?!」
ジョージ「同居してるカメラマンがいることは公表してるし、そろそろいいかと思ってさ」
A「え、そんな、私なんかがいいの、?」
ジョージ「いいに決まってんじゃん!!!!!あ、顔は隠しとくからね」
ジョージが二カッとしてパソコンを持って自室に戻っていった。
私も、カリブラハウスの、
カリスマブラザーズの一員なんだ。
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作者名:もちゃ | 作成日時:2017年7月16日 8時