【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

▼ ページ36

小鉄少年の言葉に後押しされた炭治郎は、無事に…無事に？一撃を入れた

受け身が取れなかったらしく「アイダッ」と悲鳴をあげつつ着地してましたけどね

「大丈夫ですか！」
「ご、ごめん。借りた刀折れちゃった」

駆け寄った小鉄少年に炭治郎が謝っていると、不意に「あっ！？」と少年が叫んだ

彼の目線を辿ると、縁壱零式が壊れ、その中から…

『刀ぁぁぁあああ！？！？！？』
「うるさいですAさん」
『アッハイ』

小鉄少年が段々辛辣になってるのは気のせいだろうか…
私この子と会ってまだ1週間くらいしか経ってないよね？？？

とりあえず刀を抜いてみることに
小鉄少年曰く、戦国時代の鉄はものすごーく質がいいらしいので超楽しみ！！

どんな感じなんだろう？
やっぱり綺麗で刃毀れとか一切ない代物なんだろうな〜

ワクワクドキドキと抜いてみると


「「『……………』」」

さ、錆びてる………

ガックリと肩を落としてしまう
嘘だろ…

「いや当然ですよね。300年とか…誰も手入れしてなかったし、知らなかったし…。すみません、ぬか喜びさせて…」
「大丈夫！気にしてないよ！(泣)」

言葉と顔が合ってないんだよなぁ！！！
めっちゃ泣いてますやん

「ごめんね！」と小鉄少年が謝っている中、ズンズンと足音が


『おっし、総員臨戦態勢！！』
「ラジャー…って何で！？」
『鬼だった場合は炭治郎が迎え打ってね』
「俺刀ないし後輩なんでAさんに譲ります」
『やめろそんな時だけ後輩ぶるな、私だって刀ねぇよ！！！』

「大丈夫です。Aさんが死んでしまったら、俺もすぐ後を追いますから…あっでもこれで永遠に俺の物になる…？」と馬鹿なことを言い出した炭治郎はぶん殴って強制的に黙らせました
久々だな、病み治郎…


まぁこちらに来たのは鬼ではなかった
たぶん人だと思う
……たぶん(2回目)

「話は聞かせてもらった…後は…任せろ…」
『何を！？！？』

このひょっとこのお面を被ったマッチョは、鋼鐵塚さんと言うらしい
なんとビックリ、炭治郎の刀鍛冶だって
いやいや、え？えっ？？？(混乱)

▼→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す