【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

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そんなこんなで翌日

当然ながら私の意見など聞き入れられるはずもなく、縁壱零式はとうとう刀を持ってしまった
今は炭治郎がやってるのだが、顔が完全に死んでいる


まぁおっそろしい程の運動量の中
絶水！！絶食！！絶眠！！

この3つが揃ったらそりゃ死ぬわな

かくいう私はうまくサボる為炭治郎程ではない
…目の前に川が見える以外は
ハハッ、これが噂の三途の川だったりして〜！(フラグ)

私の横を頭に白い布をつけた人が通っていく
いや待って足ないんですけどちょっとどゆこと！？！？！？(混乱)
えっこれ本物の三途の川？？(正解)

混乱している私の横を、頭に謎の白い布をつけた炭治郎が通りすぎる
っておい待てや炭治郎ぉぉお！！！！！
お前何で三途の川(仮)渡ろうとしてんの！？
馬鹿なのかテメェは！？！？

幸せそうに歩いている炭治郎
…なんかアイツフラフラしてない？
大丈夫？？

その心配はどうやら杞憂ではなかったらしく、ザブンと川に落下した
死んで尚間抜けすぎる

ケラケラと炭治郎の間抜けさを笑っていると、唐突に頬を叩かれた


「Aさん！！！！！！」
『痛っっ！？！？』

握力怪力ゴリラかテメェは！！！

「急に黙ったかと思えばなんか白目剥いて倒れてるし、てっきり三途の川渡った後かと…」
『なんて笑えない冗談…いや待ってそこじゃない、今すぐさっきの顔を記憶から抹消しろ。さもなくば物理的に消すぞ』
「あ！一撃入りましたね炭治郎さん！」
『無視すんなコラ』

っていうか炭治郎一撃入れたん？
嘘だろ炭治郎に先越された
泣くわ


炭治郎のご飯をつまみ食いしながら話を聞くと、どうやら動作予知能力？というものを獲得したらしい
匂いで相手の狙う場所がわかるんだとか
何それチートやん…

(7日ぶりの)ご飯の後、炭治郎はまた戦い始めた
縁壱零式の攻撃を避け、頚に渾身の一撃を入れようとするも、どこか顔に躊躇いが見える
たぶん、縁壱零式を壊してしまう恐れがあるからだろうな

私では炭治郎の背中を押せない
炭治郎の背中を押せるのは…


「斬ってー！！壊れてもいい！絶対俺が直すから！」


縁壱零式の持ち主(小鉄少年)だけなんだ

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