【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

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上弦の弐こと童磨と大親友(笑)の猗窩座と途中で何故か会話に乱入してきたぼっちこと黒死牟と平凡な庚隊士の私
あれ、私のところで急にショボく…気のせいだな、うん

ちなみに、少し離れた所では琵琶の鬼こと鳴女が妙にキラキラした目でガン見している
可笑しいな、あの人の目、前髪に隠れて全然見えないのにガン見しているのが分かるんだが
どんだけ見てんだあの鬼
最早ホラー！！怖い！！！！

そんな感じで鬼による逆ハー状態の私だが、平和(？)な空間に爆弾を投下したのはやはりコイツだった

「Aちゃんは猗窩座殿と友達なんだよねぇ？じゃあ、鬼殺隊に猗窩座殿が殺されかけたら助けるの？」

何てこと聞くんだお前は
さっきまで和気あいあいならぬ殺気あいあいで話していた(主に猗窩座)はずの空間が、完全に静寂に包まれたぞ
ほら、鳴女ですら琵琶鳴らさなくなってるし

「鳴女。この辺りに1つ試験管を置き忘れてないか……何でこんなに静かなんだ」

あ、ワカメ(無惨)だ

簡単に鳴女が事情を説明する
大変だな鳴女も…

「で、小娘。猗窩座が殺されかけたら助けるのか？」

童磨に負けず劣らず豪速球ストレートで聞いてきた無惨

何だコイツら
遠慮ってもんはないのか
まぁあったら人喰ってないよな

『うーん、助けない…かな？』
「つまり…猗窩座は…簡単に殺されるような鬼では…ないということだな…」
『恐ろしく前向きに捉えたな、おい』

「ということは、Aちゃんは自分の保身の為に猗窩座殿を見殺しにすると」
『いや言い方！』

「そうか。つまり貴様は死にたいんだな」
『コイツに至っては話ぶっ飛びすぎて訳わかんねぇわ』

失くした試験管を見つけたっぽい無惨が、「ちなみに私は高級和菓子が好きだった」と謎の捨て台詞を言って去っていった
うん人間の頃好きな食べ物宣言しないで？
それを私に奢れと？ん？？

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