【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

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私の勘違いが原因で、とてつもなく気まづくなった空間

ねぇさっきから黙り続けている霞柱様がめちゃくちゃ怖いんだけど
ひょっとして何罪で起訴するか考えてる？
それ起訴られたら明らか私に勝ち目ねぇじゃん

起訴られて私の輝かしい経歴に前科持ちって傷がついた挙げ句の果てに鬼殺隊追放され前科持ちにより雇われず飢え死にしろと？(被害妄想)
は？霞柱様は鬼ですか？？？


「………ねぇ」
『ひゃい』


そんな被害妄想も霞柱様の低い声で全部吹っ飛んだ
無理、今余計なこと考えたら殺される
っていうかこの人元々声低かったわ


「………君さ」
『な、なんですか…？』

霞柱様の恐ろしさに震える私に告げられたのは、驚くべきことだった


「昔、僕と会ったことない？」


………は？？？
いやいや何言ってんだこの人
霞柱様みたいな天才少年と会ってたら嫌でも覚えてるよ

あ、でも待てよ
私、恐れ多すぎて霞柱様の顔をちゃんと見てなかったけど、もしかしたら知り合いにいたのかもしれない

よし、じゃあじっくり観察………

無理だ出来ねぇええええええ！！！！！


何なんだこの人！！改めて見るとイケメンにも程があるだろ！！！いやそんなじっくり見れてないけど！！！
は！？カッコいいのに何処となく可愛い要素入ってるのどういうことですか？！？オメー絶対親のいいとこ総取りしてきたよな！！
霞柱様に兄弟いたりしたらその人可哀想だな！！産まれながらにいいとこ全部取られたんだから！！！いやでもイケメンの可能性もあるか！畜生、兄に全部総取りされた私とは大違いやんけ！！！！(大荒れ)


…と、心の中が嵐みたいに大荒れの私を冷たい目で霞柱様が見てるのに気づく
コホンと軽く咳払いすると、大荒れの心を鎮めるように静かに答えた


『すみませんが、記憶にないですね。霞柱様の気のせいかと』
「うん、僕も気のせいのような気がする。昔、君みたいな変な知り合いがいたと勘違いしてただけかも」
『……………』



それはそれでムカつくな、おい

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