ヤンキーに愛される星の下に生まれました【東京卍リベンジャーズ】 (ページ5)

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あっけなくページ5

その後も、『曼荼羅』から暴力を振るわれたという相談が相次いだ

そのため、真っ向から喧嘩しに行くことにした

来たる10月14日、『曼珠沙華』と『曼荼羅』は全面抗争をすることに決まった

＿＿＿＿＿それが罠とは知らずに

ゾロゾロと構成員を引き連れて抗争場所に行く

出来る限り人目に付かないように、そうしないとサツが速く来てしまう

そして、何とか抗争場所まで何事もなく着いた

着くなり目に広がっている惨状

？「あ、やっほ～♪『曼珠沙華』の皆さん！わぁ、マジで総長ちゃん可愛いじゃん」

？「兄ちゃんそうやってすぐ口説こうとするのやめたほうがいいと思う。」

何故か親しげに話しかけてくる兄弟

、、兄弟？、あっ！

A「灰谷兄弟、か。」

確か、六本木の方で最近力をつけてきてる新勢力。兄は蘭、弟は竜胆だ

そして『曼荼羅』も同じく六本木の中心勢力

抗争で負けたか、まぁ雑魚だし当然か。面倒だから見逃してやっていたが、、

蘭「で？どうする～？俺ら丁度温まってきたから、四天王から下の奴ら全員やれるよ～？」

おそらく、傍らで倒れている『曼荼羅』総長、副総長のどちらかの返り血を浴びている蘭はさらっとそんなことを言ってのけた

竜「まぁ、噂の『曼珠沙華』の総長と会えたし正直戦わなくてもどっちでもいい。」

ふうん、逃がしてくれるってことか

それを聞いて傍にいた修二が徐に口を開いて指示を出した

修「お前ら、よく聞け！どうやら『曼荼羅』の奴らは灰谷兄弟がノシちまったらしい！そんな奴らと戦いてぇか！？戦いたくねぇか！？テメーらの意思を聞かせろォ！」

わあーー！と歓声が上がる。どうやら戦う気でいるらしい

視界の端で灰谷兄弟が笑った気がした

いくぞー！！と彼らに突っ込んでいく私の家族

やけにへらへらして余裕そうな灰谷の顔が脳裏に焼き付いた

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目が覚めると、病室のようだった

イ＆コ「「A！！」」

涙をためていて傍にいた二人が私が起きたと分かったらその涙を零れさせた

、、あれ、何があったんだっけ？

修「よォ、大丈夫か？」

A「修二、これ、、何があったの？」

頭には包帯が巻いてあって、色んな所が痛い

そんな姿を少し目をすぼめて見てから、震える私の手を握った

そして、震えが止まらない体を抱きしめてくれた

修「、、大丈夫、大丈夫だからな。」

その切ない顔を見ただけで、なんとなく今は聞くべきじゃないと思った