悲しい恋は食べちゃうぞ♪ (ページ9)

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JHside

ユナちゃんが、あの時の女の子と同一人物だって知ったあの日から、
いつもよりユナちゃんを目で追っちゃうし、
他の男と居ると嫌だなんて
情けない嫉妬なんかしてしまうようになった。

今日も部活で、着替えて、
部員が集まるのを待っていると、
ユナちゃんとウォヌが手を繋いで部室に来ているのを見た。

ユナちゃんはウォヌと昔からの友達らしいから、
いつものことなのかなって、思ったけど、
ユナちゃんの顔は少し赤いし、
なにより、部員の彼女かマネージャー以外の女子は入っちゃダメなのに、
ユナちゃんは部室に入ってきたんだ。

JS「ハニ、？どうかした？」

JH「え？、、あ、いや。」

JS「ユナちゃんのこと？」

JH「は？！！ち、ちげぇよ。」

JS「あそこ彼女席だよね？
ウォヌと付き合ってるのかな？」

こいつ、、本当に悪魔。

その時、ユナちゃんと目があった。
でも、なぜか気間付くて、
すぐに目を反らした。

ハッとして、もう一回見たけど、
ユナちゃんは悲しそうな顔をして、
ウォヌと話していた。

モヤモヤする気持ちを無くしたく無我夢中で躍り始めた時、
ソヨンが大声を出した。

JS「どうしたの？」

シュアがそう聞くとあたふたしだすソヨン。

ユナちゃんが関わっているみたいだから、
俺はソヨンに聞いた。

JH「ソヨナ、何かあったの？」

ソヨンが発したその言葉に
俺は絶望しか出てこなかった。

それに加えてウォヌの発言。

全てが一気に起こりすぎて、
消えたい気持ちになった。

ウォヌとユナちゃんは
お互いに強く手を繋いだまま部室から出ていった。