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JHside
俺には、一目惚れした好きな人がいる。
でも、名前も分からないし、
あの日以来会っていない。
あの日、、。
いつもみたいに女子の前では、
猫被って過ごしていた。
廊下を歩いていると、
誰かとぶつかった。
俺は、普段から部活で鍛えているから、
転ばなかったけど、
相手は派手に転がった。
髪が長くて、メガネをかけていて、
ｻﾞ地味って、感じの女の子。
もちろん、俺は役に入ってるから手を差し伸べた。
女の子は顔を真っ赤にして、
差し伸べた俺の手を掴んだ。
『あ、、ありがとう、、ございます。』
ボソッと、言った女の子の表情は上手く分からなかったけど、
一生懸命言ってくれたことが伝わった。
女の子は最後にお辞儀をしてから、
そそくさと階段を降りていった。
その時に香った匂い。
回りのくっついてくる女と違って、
優しいいい匂いがした。
俺は、そんな子に会ったのがはじめてで、
好きになってしまった。
でも、次の日から、その子を探しても見当たらなくて、
変わりに、雰囲気が似ている美女を見つけた。
でも、美女=言い寄ってくる香水女だから、
話しかけなかった。
でも、
『あの！！お名前、、お、教えてください！』
と、その美女が話しかけてきた。
キャラ的にも無視するわけには行かず、
俺は名前を言った。
JH「ユン・ジョンハンだよ！」
『ジョンハン、、ジョンハン先輩ですね！！
私、これから、ジョンハン先輩を落として見せます！！』
なんて、公言した彼女はあの時の女の子みたいに顔を真っ赤にして、
走って逃げていった。
俺は、今もあの女の子が好きだけど、
雰囲気が似ている美女も気になっていた。
それで、部活仲間から、
美女のユナちゃんと仲良くなった。
そんなある日。
『私、先輩のために髪を切って、
眼鏡もコンタクトに変えたんです！』
そう、、雰囲気が似ている美女、、
ユナちゃんはあの時の女の子だった。
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作者名：n | 作成日時：2021年5月16日 0時
