悲しい恋は食べちゃうぞ♪ (ページ20)

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SCside

体育館に2-3,3-3が集まると、
俺とハニの周りには女子が集まってきた。

いつもなら、笑顔で対応するハニが
まるで誰もいないみたいに反応しない。

俺はその時ウォヌと一緒に来ているユナちゃんを見つけた。

ユナちゃんを見るとどうしても謝りたくなって、
俺はユナちゃんのところに向かった。

SC 「ユナちゃん。」

俺は声をかけて、何度も謝った。
でも、ユナちゃんはいつも通りだ。

これは、本当にいつも通りなのか、嘘なのか。
何も知らない人から見たら、
いつも通りだ。

でも、あんな事があったんだ。
気持ちがいつも通りな訳ない。

それが人の原理なんだから。
あんなにまっすぐだった人が
そう簡単に諦めるわけない。

JH「ユナちゃん、。」

朝にいざこざを作り上げてしまったばっかりで、
“きまづい”って、
“どうしたらいいだろう”って、
言っていたハニは意を決して
ユナちゃんに話しかけた。

でも、ユナちゃんは、俺を使って上手く逃げた。

ハニだって、バカじゃない。

ユナちゃんが自分と話したくないことを察したハニは、
俺を連れてユナちゃんから、離れた。

あの悲しそうな顔、。

俺はハニのそんな悲しそうな表情をどうしても見たくなかった。