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WN「マジで、あの女グズだな。」
家に帰りながら、キレるウォヌ。
怒ってるのよ?
怒ってるのだけども、イケメンなのよ。
『おっとっと?お口がお悪いざんすよ?』
WN「別に?てか、何渡されたの?」
『え?あぁ、割引券だって。』
WN「見てみよ。」
ウォヌに言われて、封筒を開けると、割引券じゃなくて、
一枚の紙が入っていた。
内容は、
“マジで目障り。私のハニなんだけど?
人の婚約者とらないでくれる?
あっ、婚約者が嘘だとか思うんなら、スンチョラか、ジスにでも聞けば?
マジで、次、私の婚約者と話してたりしたら、
あんたの友達全員潰すから。”
WN「なんの割引券なの?」
『え?、、あっ、えっと、、アイスだって、。』
WN「マジ?ラッキー。」
私はこの紙を鞄に入れた。
ウォヌが家まで送ってくれて、
ウォヌは帰って行った。
私は部屋に入り、
スマホを開いて、とある人に電話した。
“「もしもし?」”
“『もしもし?、スンチョル先輩。
聞きたいことがあるんですけど、。』”
“SC「ラクダ扱いしてくる姫が珍しい、。
何か、あったの?
俺が分かることなら、なんでも答えるけど。」”
“『言いましたね?
男に二言は無しですよ。』”
“SC「もちろん。笑」”
“『ジョンハン先輩って、
婚約者居ますか?』”
“SC「は?」”
急な事で驚き過ぎたスンチョル先輩の声。
しばらく沈黙が続き、スンチョル先輩は言った。
“SC「誰に聞いたの?」”
“『ソヨンさん。』”
“SC「あいつっ!、」”
“『スンチョル先輩も知ってたんですね。
てことは、ジス先輩も、、。
みんなして、私の事をバカにしてたんですね。
私が婚約者の居る人に馬鹿みたいに恋する変人だとか、
思ってたんですよね。
夜分にすみませんでした。
それでは、失礼します。』”
電話を切った後、
私は何を考えていたんだろう、。
悲しくて仕方がないのに、
涙なんて、一滴も出なかった。
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作者名:n | 作成日時:2021年5月16日 0時